私の仕事場を紹介します
目 次
(見たいところをクリックして下さい)
● 鎌倉文学館 |
● 真言宗泉涌寺派 浄光明寺 |
● 鎌倉市教養センター |
● 有限会社 ハモサ |
● 臨済宗 円覚寺 |
● 学校法人 栄光学園 |
● 鎌倉彫工芸館 |
● 御霊神社 |
● 鎌倉市立稲村ガ崎小学校 |
● 鎌倉市立大船中学校 |
● 西御門テニスコート |
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写真はミーティングでの一コマ。 (2011.6/14) (筆者、右から二人目) | |||||||
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学校法人 栄光学園 |
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受付・施設管理業務 | |
隠岐 文博 (関谷) |
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私の職場は学校法人栄光学園(中高6年一貫校、男子生徒1,100名)です。 本校地は、JR大船駅から徒歩15分。大船観音の後方、遠く富士山、丹沢を望む丘陵地にあります。総面積、およそ11万平方メートル(サッカーコート16面分に相当)です。 栄光学園の就業会員は、正門受付6名、屋内外作業者4名の計10名です。 就業体系は、学園の事務所に合わせて就業します。 正門受付業務。 就業時間は、早出8時30分から13時30分、遅出13時30分から18時30分、1日2交代制で週2日の就業です。1日を通して学園、イエズス会(カトリック教会)の関係者、業者の出入りなど受付業務を行っています。17時から約1時間以上かけて巡回、戸締りをして1日の業務が終了します。 屋内外作業は2つに分かれます。屋外作業は、2名でチームを組み就業時間は8時から13時の週4日の就業です。四季を通じて学園内外の除草作業、落葉の清掃作業など日々頑張っています。雨の日は基本的に仕事は休みです。学園の休み期間(春夏冬休み)には、学園内の施設(本校舎、講堂、体育館)などの清掃、設備の軽微な補修作業を行っています。 屋内作業は、2名で1週間の前半(月火水)後半(木金土)に分かれます。 就業時間は9時から15時30分で週3日の就業です。 主な作業は、学園内の分別されたゴミの収集(事務所、職員室、校長室、その他)生徒が出すゴミ(大型収納箱3台)を収集して倉庫にリヤカー(懐かしい)で移します。 月2回、ゴミ回収業者が来て倉庫の分別されたゴミを回収します。その日、1日だけは倉庫はスッキリします。 もう一つの作業は、生徒の昼食時、お茶の準備です。大型の給湯器2台でお湯を沸かし、ヤカン48個にお茶を準備します。昼休み時間内に生徒がヤカンを返しに来ます。すべてのヤカンを回収し、洗浄、乾燥、収納で給湯室の作業は終わります。午前中、倉庫に集約したゴミなど整理・整頓して1日の作業は終了します。私自身、仕事の日は生徒から「元気と若さ」をもらっています。 |
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最後に栄光学園の生徒の部活動を一部紹介して終わります。 1.昨年秋、関東軟式野球大会で優勝(高校の部、2回目の優勝) 2.春、最年少の気象予報士(中1、13歳7ヵ月)誕生は、当学園の中1生徒 3.夏季、公式テニス湘南大会、個人の部で優勝 4.夏季、全国高校総体に出場、陸上部(ヤリ投げ) 5.夏季、第41回、国際科学オリンピック、金メダル(世界70ヶ国の高校生が参加。イギリスで 開催) 6.囲碁、将棋部門で高校全国大会出場 近年にないスポーツなど部活動の活躍が著しい。 |
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鎌倉彫工芸館 |
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受付・施設管理業務 | ||
佐藤 栄子 (腰越) |
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鎌倉行きの江ノ電にガタゴトと揺られながら、毎日景色の変わる七里ヶ浜の海を眺め、なんだか懐かしさを感じる住宅街の軒先を抜けて和田塚駅で降りると、そこから由比ヶ浜の海岸に向かって2分ほどの所に、鎌倉市を代表する伝統的工芸品を販売する鎌倉彫工芸館があります。私は何10年も住んでいて幾度となく通り過ぎてしまった、そんな静かな雰囲気のする佇まいが私の職場となりました。 10年以上も仕事の現場から離れていたので、面接の時は、どんな仕事の内容なのか、私に出来るだろうかと、とても不安でした。お話を伺ってみると経験のないレジや、歴史の古い鎌倉彫の販売、事業協同組合に関する事務等と伺いました。理事長さんや事務の方からの説明の後で「何か質問はありますか」と聞かれても、質問する内容が思い浮かばず「質問したい質問がわからないのですが」と思わず言ってしまいました。その時に、かなりプロフェッショナルな仕事の内容だなとの印象がありました。それでも鎌倉彫という工芸作品にはとても魅力と興味を感じ、とにかく教えて頂きながら覚えていこうと思い採用して頂きました。早々と歓迎会を開いて頂きシルバー会員として、工芸館のお仕事のスタートとなりました。 |
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今年の4月から引継ぎが始まり、仕事は週2日でもう一人の方と交代です。朝、職場に着くとまずは駐車場のチェーンをはずし、事務所の中に入ると、鎌倉彫工芸士さんの入魂作品が迎えてくれます。シャッターや窓を開け看板を出したり事務所のお掃除をしてレジを開いて、10時から開館です。 先輩の仕事の指示に従い、コピーをとったり、郵送の準備や電話の応対・事務雑用、販売など、お客様が漆や木地・刷毛・顔料などの材料を購入に見えて質問されても専門的な材料の名称も読めないことは多々あり、お客様の鎌倉彫に関する質問にはほとんどお応えできず、何とも情けなく歯がゆいばかりです。お客様のほうが良くわかっていて教えていただく場面は日常茶飯時です。 そんな中でも、鎌倉彫のお盆や茶托・お箸やブローチ等を買って頂いた時などはとても嬉しく、慣れないレジを間違えないよう打ち込みレシートを差し上げ、「ありがとうございました」と挨拶をして、お客様が嬉しそうに大事そうに持って帰られる後姿にホッと致します。 毎週土曜日は職人さんが交代で実演やお客様の質問に答えてくれますが、その内容はとても勉強になり興味深いです。 鎌倉彫は鎌倉幕府が開かれて800年ほど前からの歴史があり、仕上がるまでには彫りや漆塗りなど、何十工程もの過程を経て作品となる、正に芸術作品であり、高価な物である事も納得できますが、100年に1度という経済危機の中での販売も先細りの難しい状況です。経済も人の心も豊かさを取り戻し、作家の方たちが思う存分腕を揮い素晴らしい作品が途絶える事無く次の世代へと受け継がれて行くと良いなーなどと思いながら、5時閉館前のレジ締めがピッタリ合うとホッとして戸締りをして、最後に駐車場にチェーンをかけて1日の仕事が終わり、また江ノ電に乗って夕日の海を眺めながら帰途に着きます。 |
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御霊神社 |
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受付業務ほか |
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鎌倉市立稲村ガ崎小学校 |
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学校は年中無休 七堂伽藍も夢の跡、広大な境内の名刹「極楽寺」も、今は侘趣の小さな山門と本堂の吉祥院ほか、僅かな建物を残すのみである。 かつての境内の一隅に「稲村ガ崎小学校(斉藤千歳校長)」があり、私の、隔週土曜、日曜の仕事場でもある。 学校は大きく、南・北校舎、体育館、第一・第二グランドの五ブロックから成り、それぞれに目を配り管理業務を行うのが私の仕事、ま、休日の”日直先生”といったところであろうか。朝八時頃(定時は九時)に登校、直ちに開門、緊急アラーム解除、「施設管理代行就業報告書」によりその日の作業内容を確認後、午前の校内巡回に出る。南・北各教室、図書館、体育館とまわり、施錠、ガス・電気等の安全確認、鶏に水・餌を与え、小屋を掃除の後、郵便物、施設利用報告書等の回収整理・記録を行う。下校時直前に、もう一度この巡回作業がある。 その他、季節ごとの行事(入学式、卒業式、盆踊り大会、祭りばやし練習、運動会、地域防災訓練など)による会議室、調理室、体育館の使用申請・利用報告書作成など、管理員としての作業が目白押し、決して学校は休まない。教職員の方々、忘れ物をした子供達と必ず誰かがやってくるし、電話の対応などを含めて、学校は、目まぐるしくも明るく楽しく生きている。そんな中で私は若返る。 |
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村上昌弘 |
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(会報「シルバーかまくら」86号より) |
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右 斉藤校長先生 | |
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鎌倉市立大船中学校 |
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『 君たちが学校の主人公 』 |
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柳沢昭成 |
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(会報「シルバーかまくら」86号より) |
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左 西岡教頭先生 右 竹越事務長先生 | |
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西御門テニスコート |
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鎌倉・西御門は朝霧の中、清き山々に囲まれ、繁栄萎靡な上2面、下4面、段差5mのクレーコート、そよ風で霧がゆっくりと晴れると、その姿が現れる。そこが私共の職場である。 365日の天気を心配しながら、コート状況を気にし、作業手順を考えながら3ヶ所の鍵を外しカビ臭いクラブハウスに入る。昨日の日報、今日のスケジュール(プレーヤーの予約状況)に目を通し作業着に着替える。窓口受付準備、各所の開錠、そして倉庫から整備に必要な道具を持ちコートに入る。コート面積2800uの落葉の清掃、転圧、ブラッシング、ライン掃き等を終え、ベンチ、審判台の拭き掃除をする頃は開場寸前である。万歩計は軽く一万歩を超えている。 毎週月曜はコート整備の日。コート面の繕い、ラインの張替え、コート周辺の除草、側溝の土砂上げ、建屋のペンキ塗りや修繕等日曜大工以上の知識と技術が必要。班長の的確な指導で素人でも作業は進む。 晴天が続けばコートはボコボコで散水の毎日、たまには塩を撒くなど贅沢な懐石料理のように手間、暇、金がかかる。 汗と埃でグシャグシャになって「ホッ」と一息、振り返ると四季を通じ常緑の木々が風雪に耐え緑や紅の枝をたよわせながら見下してくれる風情、これがこの癒しかもしれない。今日も爽やかだ。 |
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(会報「シルバーかまくら」76号より) |
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2013.10.8 管理スタッフ全員集合 |
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